コラム:浮気された時、あなたならどうする?別れるべき?それとも…

こんにちは、星猫です。

せっかくのブログですので、ブログらしく色々書いてみようと思う所存です。

最初のテーマは、浮気・不倫についてです。

最初のブログテーマとしては重すぎる気もしますが、日々占い師として鑑定をしていると意外にもポピュラーなテーマだったりします。

相談に来られる方は何も浮気された側の方たけではありません。女性男性問わず、浮気してしまった側の人々のご相談も少なくありません。

そもそもの浮気の定義からまずは決めていきましょうか。

浮気の定義は人それぞれですが、言葉上の意味は「浮ついた気持ちになること、特定の個人だけではなく、あの人この人と複数の人に心を移すこと」とされます。

広義に見るなれば、例え行動に移してなくても、彼氏や彼女かいる時にお店の店員さんや街ゆく人を見て「可愛いな」とか「かっこいいな」と思った段階で、他の人を恋愛対象として認識した時点で浮気とみなされるようです。大変に厳しいですね😭

ちなみに「不倫」の定義は配偶者以外と肉体関係を持つ事とされます。法律上刑事罰の対象ではないにせよ、慰謝料の請求などの争点になる部分ですのでより明確に定義されているのでしょうね。

まぁここまでの定義はあくまで「言葉上」のものでしかありません。カップルなどで良くトラブルになるのはこの限りではありませんから、あくまで人の数だけ答えがある、つまるところ「人それぞれ」であるとご解釈ください。

とはいえ、それでは定義になりませんので、ここでは男女どちらにせよ「浮気された」と感じた時点で浮気が発生したものと見なします。

肉体関係を持とうが、手を繋ごうが、連絡を取り合おうが、極端に言えば見つめあっただけでも、認識として「浮気された」と感じたのであればそれは事実として浮気があったものと見なします。暴論かもしれませんが、いずれにしても幸せな気持ちではありませんから、トラブルの火種であることには変わりありません。

さて、今回のブログのテーマは「浮気された時、どうするか?」でしたね。

この問いに正解はありません。パートナーとのあり方などそもそも自由なものですし、あくまで2人が決めゆく事ですので、一般論として「絶対別れた方が良いよ」なんて偉そうな事は言えません。

「じゃあこのブログは何が言いたいねん!!読んだ時間返せ!」と言われかねません答えですね。ここで終わればその通りなんですが、今回の本題はそうではありませんからご安心ください。

自由である事は事実ですが、そこで大事になってくるのがその上で当人たちが「どうしたいか?」です。テーマとしては「浮気された時」ですので、今回は「された側」の選択肢としてまずは「別れるか否か」に選択肢を大きく分岐させましょう。

その上で、それぞれの選択肢を実現する為の方法論をここに記事とします。せっかくのコラムなので、役に立たないと意味がありませんから。

それと話がややこしくなりすぎるので、まずはカップルのケースのみに絞ってお話をします。夫婦の場合は後述する事にしましょう。

まずは「別れる」選択肢からです。

これは至ってシンプルです。声高らかに「もうあなたとはパートナーでもカップルでもありません、私は独身です」と宣言してしまえば良いのです。

相手が別れたくないとか、別れないとか言っても一切関係はありません。そもそもカップルなんてものはお互い合意の上に基づいて成り立っていますから。それが通るのであれば、付き合ってもないのに「付き合っている」と宣言すればカップルである事になりますよね?変な話です。

そして、さっさと距離を置きましょう。同棲しているのであれば引越しです。誰しも、「恋人とはするけど、それ以外とはしない事」ってあります。キスとか、肉体関係なんかも一般的にはそうですね。愛のある言葉を語り合ったりもそうです。もっとも、「恋人以外とでも肉体関係を持つ」方などであれば、その限りではございませんが。特殊なケースではあります。

何にせよ、別れる事はごく単純です。「別れた」と宣言した瞬間、二人のカップリングは破綻していますから、説得されて「やっぱり辞める」となったとしてもその間はカップルではないんですね。切ない話です。

さて、そして問題になってくるのが浮気はあったけれども、「別れない」選択肢を選ばれた方々です。

特殊な性癖もでない限り、浮気された事を喜ぶ方はいませんから、当人は多かれ少なかれ傷ついている事でしょう。傷つく場所から人は離れようとするものですが、それでも好きなのか、意地なのか、何にせよ当人は「別れない」と言う選択を取るわけです。

しかしそれはまた茨の道でもあります。一度傷ついてしまった以上、同じ事が繰り返される事に怯え、疑いの気持ちもそう簡単に晴れはしません。バレたとて、浮気を辞めるかどうかは御相手の決める事ですから、いくら責めたとて決定権はあなたにはありません。

それでも尚、あなたはそのパートナーと「別れない」と言う選択肢を取ったのですから、何とかして他の誰でもない「その人」と幸せになる必要があります。何をすれば良いでしょうね?

やるべき事はたったひとつ、「話し合う」事です。「話し合う」と言っても、浮気の善悪やどっちが悪かったかなどの「議論」をするのではありません。

二人はパートナーであり、「別れない」と言う選択をとった以上、二人で幸せになる為に「協力する」事が話し合いの目的です。その為の手順を、ここから解説しましょう。

1つ目のプロセスは、「目標の設定」です。

設定するべき目標は先にあげました「二人で幸せになる為に、どのように協力するか?」です。勝ち負けの「議論」にならない為にも、最初にこれを名言しておきましょう。あなたも、そして御相手も感情的にならない事が大切です。話し合いの場は、第三者の目がある公共の場所が望ましいでしょう。「別れる別れない」は手段なので、その後です。

2つ目のプロセスが、「事実の確認」です。

心苦しいかもしれませんが、浮気に至ったプロセスや、あった事を共有しましょう。

注意するべき点は、あくまで「事実の確認」である事を忘れない事です。事実である以上、そこに善悪はありません。浮気をされて不快な思いをしたのであれば、「○○が嫌だった」とだけ伝えてください、「○○があって傷ついたから、あなたが悪い」や「それは間違っている」などはNGです。二人の認識を共有する事が目的なので、あった事や感じた事のみを淡々と喋り、そして相手にも聞きだします。

3つ目のプロセスが、「ふたりの幸せは何か?」です。

これは、本当に人それぞれです。あなたの幸せが御相手と「カップルである」事だっとしても、相手はそうではないかもしれません。あなただけが幸せでも、御相手だけが幸せでも駄目です。幸せの価値観が共有・共存出来ない場合もあります。協力する事が目的である以上、同じ目標に向かっておかなければなりませんから、避けては通れない道です。

4つ目が最後のプロセス、二人の幸せを実現するための具体的な方法を「提案」します。

ここで初めて「別れるか別れないか」の選択肢が出てきます。話し合いの本日は「2人が幸せになること」なので「別れる別れない」は手段でしかないんですね。

選ぶ選択肢はひとつでしょうが、提案は沢山あっても構いません。ルール作りになる場合もあります。その中から、今後二人がどうして行くべきなのか、具体的な行動指針を決めていってください。

3つ目のプロセスで話し合った二人の幸せを100%実現する方法は難しいでしょう。二人の幸せの価値観が共存し得ない場合もあります。

その場合はどちらかが我慢したり、折衷案を出していかなければなりません。あまりにもそういう点が多いのであれば、それはふたりが合わないと言う事なので、違うパートナーを探した方が2人の為かもしれません。

この4つのプロセスを持って話し合いとします。コツは「感情的にならない事」「協力するための話し合いてある事を忘れない事」「議論をしない事」です。

予め断っておきますが大変に努力のいる作業です。簡単ではありませんが、恋愛とはそもそも複雑なものであり、愛のある関係性はお互いの努力によって作られていくものです。そうでなければ、世の中のカップルはこんなに別れてませんから。あくまで「幸せになるための努力」だとご理解ください。

夫婦の場合でも同様の手法が可能です。しかしながら、夫婦の場合は「別れる」方が大変だったりします。

離婚届には相手側の合意が必要だからです。すんなり別れてくれれば良いのですが、そうはいかないので離婚問題なんて言葉が生まれる訳です。

ここでは相手の合意が必要ないケースについて論じておきましょう。合意が必要ないとされるケースは、婚姻関係を継続する上で相手方の重大な過失がある場合になります。

主には以下の5つの項目がそれに該当します。

1.不貞行為 2.悪意の遺棄 3.3年以上の生死不明 4.回復の見込みのない強度の精神病 5.婚姻を継続し難い重大な事由

この五つですが、各校の解説については割愛します。このコラムで重要なのは「不貞行為」です。

不貞行為の定義は「夫婦間の守操義務に違反する姦通」、要するに、他の人と肉体関係を持つ事です。

キスやハグとかでは離婚事由には当たらないことに注意してください。だから離婚調停の時にはその事実があったかどうかの証拠が必要になるんですね。

夫婦の場合は「別れたい」と思ったらとにかく証拠集めです。大変ですね、集めたとしても裁判所には立つことになりますし、本来であれば同意してくれるのがベストですから。

それを考えると夫婦にはやはり常々「話し合い」が必要なのだと実感します。

つまるところ、このコラムの結論は「話し合え」と言うことになります。別れるべきか別れないべきかは二人が決めることでしょうが、基本的な部分として浮気も不倫も二人の問題ですから、話し合いはしておいて損はありません。

以上が本日のブログの全容です。実際に店舗にご相談に来られる方にも常々お話している事でもあります。愛のある関係性とは、出来るものではなく二人で協力してして作り上げていくものです。そして、そのための手段が「話し合い」なのです。

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