こんにちは、星猫です𓃠𓈒 𓂂✨️
先日、｢これからデートなんですけど…｣と言うお客様からご相談を受けました。
要するに｢デートをするんだけど、どうすれば良いのか？｣と言ったご相談ではあるのですが、星猫は言いました。
｢とにもかくにも、ニコニコしていなさい｣と。
今日はそんな話がテーマです。ちなみに、ここで取り扱うのは熟年カップルなどのデートではなく、まだ付き合う前段階でのデートや、初々しいカップルの初デートをイメージしています。
皆あれこれ考えますよね？どこに行くかだとか、何時に合流するのがいいのかだとか、どうゆう服装がウケるのかだとか…
無論デートですから、それが成り立っている時点であなたは相手にある程度の好意があるはずです。デートの目的は一重に｢好かれたい｣や｢付き合いたい｣だったりするものですが、どうするのが正解なんでしょうかね？(たまに、｢相手を見定める為｣なんて人もいます)
さて、あんまり引き伸ばしてもあれですから、さっさと本題に入りましょう。
○大切なのは、｢過程｣ではなく｢結果｣
初デートは、あれこれ考えます。
どこで待ち合わせるのがいいのかとか、何時に集合するのがいいのか…ご飯はどうやって選べばいいのか。映画館？それとも水族館？ショッピングかな？服はどんなのを着ていけばいいだろう…
あれやこれやと考えるものです。
しかし、それら全てが基本的にあまり意味を持ちません。もっとも、本当に｢映画を見る事｣などが目的なのであれば、重要なことですが…デートとは呼ばないでしょうね。
デートをする以上、目指すべきゴールはたった一つ。それは、その日のデートが｢二人にとって幸せなものであること｣、これに尽きますね。
デートの過程において｢何をしたか？｣などと言うのは大して重要ではありません。何故ならお互いデートそのものが目的な訳ではなく、最終的に｢相手に好かれること｣、その為に｢相手に喜んでもらうこと｣、欲を言えば前述した｢その日が二人にとって幸せなものであること｣、この結果が最重要事項なのです。
不思議と、デートにはアクシデントが付き物です。行こうと思っていた店が閉まっていたり、天候に恵まれなかったり、急な予定が入ったり…星猫は昔、彼女から預かった携帯を落として割ってしまった事があります。泣
神様は、往々にして意地悪なものです。
でも、どんな事があろうとも、そのデートの終わりや、次の日に｢あぁ、楽しかったなぁ、幸せだったなぁ｣と双方が思えるのならば、これらのアクシデントは何の問題もありません。
むしろ、ちょっとした2人の思い出話にもなります。
重要なのは、過程ではなく、結果なのです。それを、まずは抑えておきましょう。
○必勝法はたった一つ…とにかく笑え？
では、どうすれば二人にとって、少なくとも相手に今日のデートが｢幸せだった｣と思ってもらう事が出来るのでしょう。
その結論こそが、本日のタイトルでもある｢とにかく笑う｣事なのです。解説していきましょう。
○相手も同じ事を考えている。
前述したように、あなたがデートの内容にあれこれ頭を悩ませるのは、｢相手にいかにして喜んでもらうか？｣がテーマだからです。
でも、二人の関係性は浅く、相手が何を喜ぶのかなんて分かったものではありません。
その決め方については後に触れて行くのですが、通常であれば、あなたが御相手に｢喜んでもらいたい｣と考えているように、御相手も同じようにあなたに｢喜んでもらいたい｣と考えているのです。
ほとんどの人がそうなのです。人は、自分を必要としてくれる場所にこそ、居場所を感じます。そして、それは普遍的な幸せでもあります。
例えば、あなたが前日から調べに調べ、高級なディナーを予約したとしましょう。
プレゼントも用意して、お相手に渡します。そんな時、お相手がさもつまらなさそうな顔をして、料理に文句のひとつでもつけようものなら、そのデートは｢失敗だった｣と感じませんか？
逆の立場でも同様なのです。あなたに喜んでもらいたくて、彼女は精一杯オシャレをし、エステに行き、美容室で髪を整えてきました。
でも、そんな時、あなたがそれについて気づかず、｢こんなにしてきたんだよ｣と言われても｢あっ、そうなんだ｣の一言で済ましてしまうと、御相手にとってそのデートは｢失敗した｣となってしまう事でしょう。彼女としては、美しくなった自分に対し、「可愛いなぁ」など、感動という喜びを感じてもらいたかったに違いありません。
デートが成功したかどうかの基準は、｢相手に喜んで貰えたかどうか｣なのです。そして、それはお互い様の課題でもあるのです。
○あなたが喜べば、相手も喜ぶ。
だからこそ、デートをする以上、｢とにかく笑顔でいること｣がとても重要な事なのです。
｢笑顔｣は一つのメッセージでもあります。｢自分はこんなにも幸せなんだよ！｣と言うメッセージです。
事実そうかどうかはどちらでも構いません。とにかく、笑顔でいることです。そのデートがあなたにとって幸せなものであることを、終始相手に伝えるのです。
笑顔を作るのが苦手なのであれば、言葉で直接伝えても構いません。｢あなたと過ごせて幸せだよ｣｢今日はありがとう。お陰様で、とても楽しい一日だったよ。｣こう、伝えましょう。
口下手なら、相手の話に興味を持って聞きましょう。大きく頷き、微笑みを絶やさぬ事です。｢あなたと話をしている事が楽しい｣と言うメッセージになります。
緊張しているなら、｢緊張しているんだ｣と正直に自白しましょう。自白しておくことで、｢楽しんでいるけど、緊張で上手く表現出来ていないんだな｣と納得して貰えます。
カッコつける必要などありません。求められているのは、｢カッコイイ人｣ではなく、｢自分を必要としてくれる人｣なのです。それが、パートナーシップの形成に必要な居場所を実感する第一歩になります。
○自分の損得しか考えてない人もいる。
もっとも、そうは言っても世の中には自己中心的な人もいます。デートや、あなたとの関係性を築く事が目的なのではなく、それによって生じる何かしらのメリットを目的とする人です。
例えば、スナックのママなど、商売柄あなたと関係性を良好にしておく事で、｢金銭｣と言うメリットが生じる人達です。(全員そうとは言いませんが)
｢結婚そのもの｣や｢彼氏・彼女を作ること｣、｢セックスをすること｣「貢いでもらうこと」が目的の人達も同様ですね。要するに、｢自分の損得｣しか視野に入っていない人達です。
それも込み込みだったりはするのですが、それだけの人は困ります。そういう人達にとっては、あなたが喜んでいるかどうかなど、どうでもいい事…過程に過ぎません。
そういう人達は、｢自分が得する事｣しか考えていません。それでもその人を喜ばせてあげたいと思う事は個人の自由ですが、そういったメリットは別に｢あなた｣じゃなくても獲得する事が可能なので、他により良い条件の人がいれば簡単に捨てられますし、どこまで頑張っても愛情を貰える事はありません。
あなたが全力で幸せを表現しているのにも関わらず、関係性が上手くいかないのであれば、デートはそれっきりにするか、同じようにあなたも自分の損得を考え、損せず出来るだけ得ができるように立ち回るべきでしょう。
少なくとも、それ以上あなたが損しなくても済むひとつの判断材料になります。だからこそ、｢とにかく笑顔でいること｣は、デートにおける最強の必勝法とも言えるでしょう。
○デートの内容の決め方
さて、とはいえ、過程と言えどデートの内容はより理想的な結果に繋がりやすいものである事が望ましいでしょう。
巷では｢デートにオススメの店！｣や、｢彼女が喜ぶデートコース｣など色々なノウハウ本がありますが、どれが本当なのか分かりません。
それもそのハズです。そもそも、相手が何を喜ぶのかの答えは、ノウハウ本の中にではなく｢相手｣にあるからです。
デートの内容を決める時、一番理想的なのが｢事前に相手と相談して決める｣事です。
事前に、どこに行くかなど、二人で話しあっておくのが最もベターでしょう。
当然、相手に希望を聞くだけでは不十分です。御相手もあなたを喜ばせたいと考えているのですから、あなたも自分の希望をしっかりともって、話し合いをする必要があります。
当日ノープランで合流するのも良いですが、その場合はこの相談を同時並行的にしなければならないので、ちょっと上級者向けです。
デートの内容の決め方は、｢事前に、相手と相談しておき、ある程度予定を立てておく｣、これが最適解と言えるでしょう。
特に男性諸君。男性はサプライズが好きなもので、色々と勝手に策を練りがちですが、女性にとってはこの｢2人で相談が出来るか｣と言う事も含めて見られている事を自覚してください。
そもそも、初期のデートでは大してあなたも御相手の事など知る由もないので、大抵的外れになりがちです。そういった事は、二人の関係性がよほど深まってからにしましょう。
○これは避けておくのがベター、NGデートコース
また、やっぱり避けておいた方がいいデートの内容もあったりします。
意外かもしれませんが、まずは｢映画館デート｣です。ありがちなデートコースに見えますが、基本的には避けるべき選択肢です。
まず、映画館ではお互い対話が出来ません。｢相手が喜んでいるかどうか｣は、基本的に対話によって理解するか、少なくともお互いの姿が見えていなければいけません。
その点、映画館で見るのは画面です。｢相手が喜んでいるかどうか｣など、知る由もありませんし、話をするのもマナー的にNGです。おまけに長い。
そもそも、2人の好きな映画が共有かも疑わしいものです。あなたにとって面白い映画でも、相手も同じように面白いと感じてくれるかは分かりません。外せば、相手にとっては2時間の退屈が訪れるだけです。
映画館をチョイスするのは、｢デート｣ではなく、｢映画を見ること｣が二人の共通目的の時だけにしましょう。
｢カラオケデート｣も大ハズレです。一見個室で、楽しく見えるのですが、相手の曲が流れている時に自分が曲をいれ、絶え間なく代わる代わる歌に集中するので、全くもって対話になりません。
せめてやるなら歌はオマケ程度に、話をする個室のように扱うか、相手が歌っている時に全力でノッて上げましょう。あなたがプロの歌手でもない限り、カラオケ程度で誰も感動などしてくれません。
これは男女の脳の違いでもあるのですが、男性は誰かと集まる際に、何か集まる事以外の目的を求めます。ゲームをしたり、スポーツをしたりです。何か別の目的があって、初めて集まります。本能的なもので、人間がまだ狩猟民族であった頃の名残りです。｢狩り｣と言う目的があるから、集まるのです。
一方で、女性は｢集まる事｣そのものが目的です。コミュニケーションによりお互いの結束を強くし、集落で生き残る事を有利にしようとするんですね。
｢対話｣が表現には欠かせません。双方コミュニケーションが取りづらい環境になるデートコースは、それだけで不合理的なのです。
映画館デートは確かに楽かもしれません。他のコンテンツがあるから、対話しなくても済むからです。でも、それではデートの意味が無いのです。
○まとめ
いかがだったでしょうか？
デートについて、あれこれ悩んだり中々上手くいかない人達に対して、シンプルながら効果的な一つの必勝法を解説したつもりです。
もっとも、デートである以上勝ち負けでもないのでしょうが…基本的に、あなたがお相手を喜ばせたいと考えている時、相手も同じ気持ちである事を理解しておいて頂ければ幸いかと思います。
古くより西欧ではレディーファースト、紳士的であり、女性を喜ばせる事こそがデートを成功させる秘訣の様に語られますが、世界が豊かになるにつれて恋愛が一つの｢生活の手段｣ではなく、｢幸せになる為の手段｣として発達した現代日本では、そのセオリーは男女共に往々にして意味をなさないと星猫は考えるわけです。
さっ、来週はデートを予定しているそこのあなた。貴方がするべきはサプライズの予定でもなく、プレゼントの買い付けでもなく、鏡の前にたって笑顔の練習をする事です。
それが、デートで相手を喜ばせる一番の秘訣なのですから…
「タロット星の猫」
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