こんにちは、星猫です𓃠𓈒 𓂂✨️
さぁ、今日のテーマは「モテる」についてです。
「モテる」ってどういう事なんでしょうかね?
細かい定義は無いんでしょうが、要するに色んな・より多くの人に好意を持たれる事を「モテる」として我々は日常用語に「モテる」を使います。
確かにそれは全くもって間違った認識でもないのですが、星猫は大人になってくるとその「モテる」の意味がちょっと違ってくるんじゃないかとも思うのです。
例えば中高生の時なんかは、「モテる人」と言うのはバスケ部やサッカー部のキャプテンと言った、見るからに容姿端麗で、勉強も出来て、友達も多いような…いわゆる皆から見て尊敬や羨望の的になるような人達のことでしたね。
そんな人達こそが「モテる人」であり、そして同時に「モテる事は幸せだ」とも考えていたわけです。
一方で、大人になり、自分がもう30も間近ないい年になってきた時、いわゆる周りの人や自分の思う「モテる人」って言うのはなんだかんだいつも幸せそうなパートナーがいる人の事でして…いわゆる恋愛における「成功者」の事を「モテる人」だと認識するようになってきました。
だって別に彼女がいるから彼氏がいるからって、中高生の時に「モテる」とは羨ましがらなかった気がするんです。彼氏や彼女は、あくまで「モテる」の延長線上にあるもので、「モテる」が先か、「パートナー」が先かと言われたら、「モテる」が先だったんですね。だからこそ、「モテる事は幸せ」だった訳なんです。
それがあら不思議、大人になると不特定多数の人に好意を寄せられていようが、誰とも付き合わない人や別れてばかりの人はあんまり幸せに見えないもんです。むしろ、誰かパートナーを一人見繕って、そことしっかり長続きしている方が、なんだか幸せに映るもんです。
「パートナー」が先で、その上で「モテる」事が幸せであると認識が変わってきます。
まぁもちろん、これも諸説ありです。価値観は人それぞれですね。
今日はそんな話。誰もがモテたいなと考えるものですが、目指すべき目標を見誤ると、一生懸命努力しても無駄な事もありますから、しっかりと整理していきましょう。
○青春時代における「モテる」の価値
まずは前者から触れていきましょう。
我々における一般的に「モテる」の意味とは、もっぱらこの青春時代における「モテる」の事を指すのではないでしょうか。
いわゆる容姿であるとか、運動神経であるとか、社会的立場、大人であれば経済力など、パッと目につく分かりやすい魅力を持ち、より多くの人に言い寄られたり好意を持たれたりするような人の事を「モテる人」と皆さん認識しているはずです。
そして前項でも触れたように、「モテる」人はあたかもそれだけで幸せかの様に、誰もが認識をする所でしょう。
以下の項では、分かりやすく呼称するために「青春モテ」と呼ぶことにしましょう。
○「青春モテ」は、幸せなこと?
でも、果たして本当にそうでしょうか?
例えば、芸能人は分かりやすいかもしれません。
芸能人はその特性上知名度が一般人とは比べ物にならず、また、お金持ちの人も多いので、大人であってもやっぱり「モテる人」には変わりがありません。
じゃあそんなにモテる芸能人は、皆恋愛において幸せになる事が出来ているのでしょうか?
なんだか不思議と、そうでも無い気がします。無論一般人と、芸能人のどっちが幸せな恋愛をしやすいのかと言った話ではないのですが、少なくとも「芸能人だから、モテて恋愛も幸せになれる」かと問われると、些か疑問が生じます。
もっとも、人気商売なだけに、芸能人には芸能人にしか分からないしがらみなども沢山あるのでしょうが、そう話は単純では無いこと位は分かります。
○たった一つの愛が得られなかった為に、死んだブタ
小泉吉宏著の「ブッタとシッタカブッタ」と言う本があります。「ブッダ」とあるので、宗教の本かと思われますが、中身は四コマ漫画をベースにした、「心とはなにか?」や、「幸せとは?」について説かれた、「人生哲学」がテーマの本でもあります。
恋愛も本の大きなメインテーマであり、沢山の煩悩や恋に苦しむ個性豊かなブタ達が登場します。
その一説に、アイドル歌手ブタノハナコと言う超人気歌手の女性ブタが登場します。
その物語はこうです。
「アイドル歌手ブタノハナコは」
「一万人のファンクラブから、一万の愛をその身に受けていた」
「だが、たった一人の男ブタの愛が得られなくて」
「自殺した」
この四コマのタイトルは「愛は数?その1」です。
ちなみに、「愛は数?その2」ではスーパースターの男ブタが登場します。
「スーパースターエルサイズ・ブタスリーは」
「百万人のファンクラブを持っていて、百万の愛をその身に受けていた」
「しかし太り過ぎを気にして対人恐怖症となり孤独になり」
「自分の愛を自分に与えることなく死んだ」
これが、エルサイズ・ブタスリーのお話です。
○今一度問う、「青春モテ」は幸せなこと?
この二匹のブタ達は、分かりやすく、それも誰もが羨むほどの「青春モテ」を獲得しているブタ達です。
では、彼らの一生やその結末は、幸せなものだったのでしょうか?…そうは見えませんね。
何故このブタ達は、幸せになる事が出来なかったのでしょうか?そこに、「モテると幸せになれる」と信じて努力する人達がハマる大きな落とし穴があります。
○「モテる」事は凄い事!でも、それだけじゃ幸せにはなれない
先に論じておきますが、この二匹のブタは凄いのです。何万人ものファンクラブを獲得するのには、並々ならぬ努力と、そして才能、強い運が必要だった事でしょう。
でも、ブタ達の結末は、悲しいものでした。
結論を言うなれば、「青春モテ」を得ることと、「恋愛で幸せになる事」は全くの別物なのです。
昨今の恋愛に関するノウハウを描いた本は、そのほとんどがこの「青春モテ」に関する事ばかりを記しています。成果が見えやすく、内容もシンプルで、分かりやすいからですね。
でも、それだけじゃ事実幸せにはなれないのです。「青春モテ」に努力する事は確かにあなたの魅力を高めますが、それだけでは不十分なのです。
なんだか、もっと大切な事がある気がしますね。皆さんの多くが、大人になるにつれ「青春モテ」をする事にそこまで価値を感じなくなってくるのも、それが原因です。それこそが本日のもうひとつのテーマ、大人にとっての「モテる」とは何かなのです。
今一度、「モテるとは何か?」について、見直していく事としましょう。
○大人の「モテる」とは?
結論から行きましょう。「青春モテ」が不特定多数の人の好意をより多く得ることが出来る能力なのに対し、「大人モテ」は「意図的に、または能動的に、自分が好きだと思える人と愛し合える関係を築く能力」なのです。
ちょっと複雑ですかね。もう少し要約するなら、「好きな御相手と、パートナーになれる能力」とも言います。
「青春モテ」が「数」の能力なのに対し、「大人モテ」は「個」に働きかける事が出来る力です。そしてそれはまた、真に「恋愛で幸せになる力」であるとも言えます。
例え多くの人に振り向いて貰えるような魅力を持っていたとしても、あなたが好きになった人がそれに惹かれるとは限りませんし、何よりその人に振り向いて貰えたからと言っても、お互いが幸せになれる関係性を築けるかどうかは全くの別問題なのです。
○「大人モテ」に必要なふたつの力
とはいえ、じゃあ具体的にどういう所を磨けば、「大人モテ」をする事が出来るのでしょうか?
それこそ沢山の要素が複雑に絡み合う部分なのですが、星猫はそれを分かりやすく2つにまとめます。
それは「達成能力」、そしてもうひとつが「パートナーシップを築く能力」です。
○「達成能力」とは?
「カリスマ性」とも言われます。元は、心理学における人を惹きつける魅力の一つとしての専門用語です。
解説すると、「何か目標を打ち立て、その達成の為に計画的に行動し、達成する能力」の事を言います。
要するに、有言実行する事が出来る能力とも言えます。これがあれば、例え相手からタイプだと思ってもらえる魅力を持ってなかったとしても、タイプに寄せる努力が出来、そしてそれはより魅力的に写ります。
たまたまお金を手にした成金よりも、コツコツと努力を続けてお金持ちになった人の方が尊敬されます。同じように、たまたま最初からタイプだった人よりも、自分のタイプと言う幸せを目標としてくれ、そしてそれを実践によりタイプになれるように努力する人の方がパートナーとしては魅力的なのです。
○「パートナーシップを築く能力」
そしてもう一つの大きな構成要素が「パートナーシップを築く能力」です。
これを解説するならば、「協力的で、愛情という理解があり、お互いを尊重し、コミュニケーションが円滑に行える能力」です。
要はきちんと「話し合いが出来るかどうか」が大切な要素だと言うことです。恋愛において愛情のある関係性を築けている人はそれらを継続し、お互いが幸せになる努力を惜しみません。相手を信頼しているからこそ出来ることでもありますし、「幸せになれる」と強く信じ、関係性を幸せなものにしていくことを諦めません。
要するに、「大人モテ」はその人の人間力そのものとも言えます。異性としての魅力と言うよりは、その人そのものが持つ「人としての魅力」だと言えるでしょう。
○結局「モテる人」って?
「青春モテ」も「大人モテ」も、どちらも大切な要素です。
「青春モテ」が一切ないと、誰にも異性として関心を持ってもらうことは出来ません。「青春モテ」の力が強いほど、関係性を築くチャンスは多く、例え失敗したとしてもそこから得られる教訓も多いことでしょう。
一方で、その過程で「大人モテ」の方法を学んでいかなければなりません。そうでなければ、せっかく恋愛をしても幸せになる事は難しく、「青春モテ」にばかり力を入れてても失恋を繰り返す事になります。
学生時代は年齢やしがらみの少なさもあり、恋に全力投球しやすいので、学生時代に沢山恋愛を経験しておくと大人になってもやっぱりこの「大人モテ」の力は高い傾向にあります。だからこそ、学生時代に恋愛を経験しないのは、勿体ない事とも言えます。
「モテる人」は結局どちらも兼ね備えているのです。
○まとめ
いかがだったでしょうか?
あなたが今、「モテたい」と思うのであれば、欠けてるのは「青春モテ」なのか、「大人モテ」なのか、どちらなのでしょう。
そこをしっかりと理解しておかなければ、努力が空回りする事になってしまいます。
「モテるのに幸せになれない」と感じている人や、「モテて幸せになりたい」と考えている人は、しっかりとフォーカスをあわせて努力する事により、より幸せな恋愛をつかみとれるようになるはずです。
一朝一夕にて、モテるようにはならず。どうか皆様、お幸せに。
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