好きになった人がいわゆる｢メンヘラ｣だった…幸せになる為には？

こんにちは、星猫です𓃠‪✨

さて、今日のテーマは｢メンヘラ｣についてです。

皆さんは俗に言う｢メンヘラ｣な方とお付き合いした経験はありますか？また、もし好きになった人が｢メンヘラ｣だった場合はどうしますか？

｢メンヘラ｣って、そもそも何なのでしょうね？そこすら曖昧な気がします。

今日はその明確な定義づけと、もしもあなたのパートナーがメンヘラだった場合にでも、幸せな関係性を築く事が出来る方法論を語れればなぁと思います。

メンヘラちゃん…何だか無性にデンジャラスな香りがしますが、恋愛オタクの星猫は、個人的に惹かれるものがあります笑。行ってみましょう。

○そもそも｢メンヘラ｣って何？

元々はメンタルヘルスと言う言葉が語源です。メンタルヘルスとは｢心の健康｣の事を指すのですが、一般的なメンヘラの意味は｢心に闇を抱えた人｣｢情緒不安定な人｣｢自傷行為に走る人｣の事を言うようですね。

造語なので、明確な定義はありません。イメージで、何となく使われている言葉です。

ただ、それでは何について語るべきか不明瞭となってしまうので、分かりやすくする為にも、本記事ではある程度明確な定義づけをして行くことにしましょう。

○メンヘラの特徴その1:｢自信が無い｣

混雑しないように、ひとつずつ定義づけて行きます。

まず最初に特徴的なのが、｢自信がない｣と言う事です。

ここで言う｢自信｣とは、｢ありのままの自分の価値を信じる事｣を言います。｢自分の価値｣とは、強いていうなれば｢自分は幸せになれる｣｢自分は誰かに必要とされている｣｢自分は生きてるだけでも価値があるんだ、誰かを幸せにすることが出来るんだ｣と言う感覚の事です。

つまりは、自らの可能性を自分自身で信じていると言う事です。自分には価値があり、やれば出来るんだ、幸せになれるんだと思い込む事こそが自信の正体です。

一方で、メンヘラの人にはこれが無いような気がします。承認欲求が強く、寂しがりで、誰かに依存しがちなのもこの為です。自分一人では自分の存在価値を肯定出来ないので、自分以外の誰かに肯定してもらえないと、自分は生きている価値が無いんだと考えてしまいます。

メンヘラの人は、意外にも愛嬌やルックスなどについては長けている傾向にあります。これも、｢誰かに気に入られなければ自分には価値がない｣と思い込んでいるからこそ、その為に必死で努力をした結果なのです。

勿論そういった側面は誰にでもありがちなのですが、程度の問題です。度が過ぎると、それは対人関係などで問題になり、逆に周囲の人に遠ざけられてしまったり、大切なパートナーに見限られてしまう原因になります。

○メンヘラの特徴その2:情緒のコントロール力が著しく低い

どんな人でも、人並みの日常生活を送っていれば腹の立つことも、思い通りにならずストレスに感じることも、往々にしてある事でしょう。

でも、よほどの事でもなければ、怒ったり泣いたり、暴れたりはしないはずですね。

我慢したり、問題にならない方法で上手に発散したり、多くの人はストレスを上手くコントロールしてお付き合いをしているはずです。

一方でメンヘラちゃんはこれが苦手な傾向にあります。

例えば、彼氏がデートに少し遅れたとしましょうか。確かに失礼で、腹立たしい事かもしれませんが、多くの人はそんな事で取り乱したりはしないはずです。数分もすれば、忘れてしまう事でしょう。

ところが彼女がメンヘラちゃんだった場合はあら大変。傍から見るとささいな事ですが、｢私の事本当に大事に思ってるの？｣｢ほかの女といたから遅れたんでしょ！｣と怒りだしました。最終的には泣き出す始末です。

無論確かにデートに遅れてきた彼に非があるのかもしれませんが、随分と極端な気がしますね。そこまでしなくても、一言注意すればその日はお互い楽しく過ごせたはずです。

おまけにそうしてひとしきり暴れた後は、冷静になって自己嫌悪タイムに突入します。こうなると負の連鎖です。当然彼も嫌な顔をするので、より一層自信が無くなり、不安で情緒不安定を繰り返します。

○メンヘラの特徴その3:自傷行為に走る

リストカットに暴飲暴食、売春に走ったりあえて危険な所に行ってみたり…自傷行為に走るのも、メンヘラの特徴の一つです。

心理学では、これらの自傷行為を｢不幸の辻褄合わせ｣として捉えます。自分を不幸だと思い込む為に、実際に自分を不幸な状況にする事によって矛盾を生じなくさせるのです。

認知的不協和音(認識と現実のズレによって生じるストレス)を回避する、一種の防衛機制とも言えます。もっとも、その一とその二の特徴が複合して現れる一種の症状でもあるのですが…

○メンヘラの困り事

無論、こういった特徴を持っていると様々な問題を引き起こすことになります。

自傷行為なんかはその最たる所でしょうし、情緒がコントロール出来ない事は対人関係でのトラブルの火種になります。仕事だって辞めてしまうかもしれません。

自信が無い事で、異性関係も乱れがちです。パートナーだけでは安心感を得られず、複数の異性と肉体関係に至る事も珍しくありません。承認欲求に終わりは無いので、パートナーからしてみると｢重い｣と思われる事も珍しくないでしょう。そうなると一番大切なパートナーすらも失ってしまう事になります。

もっとも、当人がそれで苦痛を感じていなければ良いのですが、基本的にそんな事はありませんね。

○メンヘラの原因

メンヘラになる原因は人それぞれですが、星猫は主に二つだと考えます。

ひとつはその人の育った生育環境にあります。

例えば、子供の頃からネグレクト(育児放棄)気味で、充分な愛情を貰えなかった場合や、親に見捨てられた経験がある人達です。生まれてきた意味や価値を親や周りの人から肯定してもらえなければ、当然、自分には価値がないんだと思い込むことになります。

もうひとつは、失礼かもしれませんが、脳の機能障害があると考えています。

発達障害やパーソナリティ障害、BPD(双極性障害)などはその最たる所かも知れません。

メンヘラは若い女性に多いのもこの為です。反対に、年齢を重ねれば重ねる程落ち着く傾向にあります。女性は男性よりも情緒的なホルモンを分泌しやすく、年齢と共にそのホルモンの分泌は減少する事からです。

○メンヘラパートナーとの付き合い方

とはいえ、原因ばかり追及していても仕方ありません。今日の本題は、｢パートナーがメンヘラだったらどうするか？｣です。

ちなみに、星猫の彼女も俗に言うメンヘラちゃんです。

別にメンヘラだから好きになった訳ではないのですが、たまたま、好きになった人がそうだったと言うだけの事です。今でこそ随分と落ち着いてきましたが、その経験も踏まえて語っていけたらなぁと思います。

○とにもかくにも、自信をつけてあげる事

根っこから改善したいのであれば、｢自信をつけてあげる事｣…これに尽きます。

自信について少し振り返ってみましょう。｢自信｣とは、｢ありのままの自分の価値を信じる事｣です。

前提として、特別彼女が何もしなくても、常日頃からあなた自信が幸せそうに振る舞う必要があります。まずは、あなた自信がその人と幸せになれる事を全力で信じる必要性があります。

同じ時間を過ごしているだけで｢一緒にいてくれてありがとう｣、もっと言えば｢生きていてくれてありがとう｣、ただそこに、彼女が｢いる｣と言う存在そのものに感謝を伝え、彼女の｢存在そのもの｣があなたにとって幸せであり必要である事を言葉ではっきりと、何度でも伝えましょう。メンヘラかどうかなど、その上ではどうでも良い事です。

道中浮気や喧嘩など、耐え難い苦労があなたを襲うかもしれません。それでも、まずはあなた自身がその人と幸せになれる事を信じ、何度でも諦めず改善の為の話し合いを持ちかけるのです。

そうして作り上げてきた二人の歴史が、きっと彼女の自信にもなり得るはずです。あなたと同じように、御相手もあなたと幸せになれる事を信じる事が出来たのであれば、そこが自信を持つための居場所となるはずです。

そのプロセスが大変な事は想像に難くありません。だからメンヘラは｢重い｣のです。

それでも、あなたが好きになった、幸せになりたいと思ったパートナーがメンヘラだったのであれば、乗り越えるしかありません。無理強いはしませんが、それなりの覚悟が必要なのです。

大丈夫ですよ。その努力が出来たのであれば、結末はどうあれ、きっとあなたはまたひとつ、幸せになる方法を学び、成長を実感出来ることでしょう。