こんにちは、星猫です🐈🪄︎︎
さて、本当に気持ちいいセックスの仕方、いよいよ最終回、本番編です。
本当はこのテーマはひとつの記事で完結する予定だったのですが、書き出したらあれもこれもと増えていき、結局前編・中編・後編の三部作になってしまいました。
本番っていうのはつまりは｢挿入｣を伴うセックスの事です。
本番に重要なのはなんでしょうか。二人のカラダの相性？男性器の長さや太さ？膣の締まりの良さでしょうか？それともテクニック？持続力でしょうか？
前戯に比べ、割と本能的な動作なので、意外にも考えた事がある人自体少ないのかもしれません。
でも、世の中には｢カラダの相性が悪いから別れた｣なんてカップルも存在する位です。皆口にしないだけで、意外と重要なテーマ何じゃないでしょうか。
そんな重要なテーマなのに、知識もないなんて変な話じゃありませんか？何より、｢相性｣なんてどうしようもない言葉一つで片付けられた時には、振られた方は悔やんでも悔やみきれないでしょうね。
まぁ要は御相手を満足させる事が出来てない理由として｢相性｣が納得いく都合のいい理由にされているだけなのですが…正しい性知識を身につけておく事で、2人の性生活は飛躍的に充実する様になります。
そうすれば、｢身体の相性が悪いから別れた｣なんて悲劇は起こらないはずですね。
さて、それでは本題です。今日もしっかりと学んで行く事にしましょうね。
○コンドームはつけた方が気持ちいい？
いきなりで失礼しますが、皆さんコンドームについての正しい知識は持っていますか？
そう、男性がつけるアレです。コンドームってなんの為につけるんでしょうね？
もちろん一つは避妊です。これは誰もが知るところでしょう。
もうひとつは、性感染症予防です。コンドームを装着する事で直接的な粘膜の接触を避け、クラミジアや淋病、HIVなどの性感染症のリスクを低下させる事が出来ます。(100%ではありませんが…)
実はもうひとつあります。それは｢安心・安全を得られる｣事なのです。
前述した二つの効果を得た事の結果なのですが、実はこれがとっても重要なのです。
前編・中編でセックスにおいて男性は興奮を、女性は安心感を求めると言いました。
｢どうだい？生の方が気持ちいいだろう？｣…AVやエロ本などで、よくこんな描写があります。これが大きな間違いなのです。
妊娠や性病のリスクなどがある状態で、誰が安心安全を得られるでしょう。｢出来たらどうしよう…｣などと考えながらするセックスは、男性にとってはスリリングで良いかもしれませんが、女性にとってはマイナスでしかありません。
そもそもに腟内はそこまで鋭敏な触覚を持ち合わせてはいません。余程安物で、質の悪いコンドームを使って擦れて痛い…などではない限り、男性器にゴムがついているかついていないかなど分からないのです。
ピルを飲んでいても同様です。コンドームはその効果もさることながら、セックスに必要な｢安心・安全｣も同時にもたらしてくれます。それが、二人のセックスをより充実したものにしてくれます。
気持ちいいのは、男だけです。妊活でもしてない限りは、お互いの為にも、しっかりと装着する事、女性はさせる事を心がけましょう。
○挿入時の注意点
さっ、いよいよ挿入です。
しっかりと興奮期を経て、準備が出来ても油断は禁物です。気をつけるべき注意点が二つあります。
ひとつは、｢小陰唇を巻き込まない事｣です。小陰唇とは、いわゆる｢ビラビラ｣の事…膣の入口にある、少し肉厚な皮膚の出っ張りとでも言いましょうか。
充分な潤滑が確保出来ていなかったり、変に接触するとこれを巻き込んで痛みが生じてしまう事があります。
巻き込まないように指で抑えたり、膣口を少し広げる事で簡単に予防する事が出来ます。気をつけてね。
もうひとつは｢いきなり激しい動きをしない事｣…
気持ちが流行るのも分かりますが、腟は臓器、そして腟内は最初から男性器が入る空洞がある訳ではありません。
普段閉じてるを押し広げて入っていく訳ですから、急に入れたり、いきなり激しい動きをすると大きな負担がかかります。
まず最初は、ゆっくりと奥まで挿入し、そのまま動かない事…男性器が動くだけのスペースが出来るまで、じっくりと慣らして行きましょう。
○キホンの｢キ｣、挿入で感じる所はたった二箇所
中編で解説しましたが、女性が腟内で感じることが出来る部分は二箇所しかありません。｢Gスポット｣と｢ポルチオ｣のみです。
つまりは、それ以外…その他膣壁などを刺激しても、実は直接的な快楽には繋がりません。
ポルチオの感度は人それぞれですし、中には痛みを生じてしまう人もいます。基本はGスポットを刺激する事を意識しましょう。
闇雲に動いたって仕方がないのです。男性は男性器の亀頭と皮膚の間の出っ張り、いわゆる｢カリ｣の部分がしっかりとこのGスポットに当たるように意識してみてください。
○ここでもシンプルイズベスト、体位は変えるな？
そして同時に大切な事が、彼女が一番感じるポイントやペースを見つけた際には、その状態をコンスタントに維持し続けることです。
良くセックスの教本やAVの指南書に、｢の｣の字を描くように腰を動かせや、ペースを変えてあげると良いみたいな事が書かれていますが、全部間違いです。
もっとも重要な事は、先程上げた｢Gスポット｣もしくは｢ポルチオ｣を一定のペースで刺激し続ける事なのです。そして、男性は短距離走、女性はマラソンなのです。
｢の｣の字運動などは、横からの断面図で見ると分かりやすいのですが、カリがGスポットに全く当たらずあまり意味がありません。前後運動である、ピストン運動を伴わなければ、当たり様がないのです。
ペースを変えるのも悪手です。マラソンと一緒です。激しく動かし続けるとその状態をキープし続ける事は難しいでしょうし、遅すぎでも目的地に辿り着きません。無理のない範囲で、一定のペースを走り続ける事がオーガズムへの一番の近道なのです。ペースを上げるのは、男性が射精をしたい時だけです。
AVの様に体位をコロコロ変えるのも同じ理由でNGです。変える際にリセットされてしまいますし、刺激が変われば女性はまた一から走り直しです。一度のセックスで使う体位は精々1~2種類位のものです。
とはいえどの体位を選ぶかは一長一短…48手と言われるぐらい豊富ですが、この記事では代表的な物を紹介しますので、いくつか覚えておいてくださいね。
○｢正常位｣…密着感がウリ
まずは｢正常位｣からです。日本人のアンケートでは、女性の好む体位第一位とされる体位です。
これの良い所はなんと言ってもお互いの顔が良く見える事にあります。また、対面なので男性がコントロールしやすく、カリでGスポットを刺激しやすい体位でもあります。また、角度を工夫する事により恥骨でクリトリスを同時に刺激する事も可能になります。
ハグやキスなどを織り交ぜやすいのも好ポイントですね。上半身を引っつければ、高い密着感を得られます。お互いのコミュニケーションも図りやすいので、しっかりと声を掛けながら愛情確認を行うと良いでしょう。
目立った短所はありませんが、強いて言うなら股関節が硬い女性にとっては苦しい場合がある事でしょう。その際には足を閉じて貰うなどひと工夫してみると良いです。また、興奮しすぎで乗りかかり過ぎないように注意してください。
○｢騎乗位｣…お互いの共同作業
お次は騎乗位です。これの長所は、他の体位に比べて女性の可動範囲を広く取りやすい点にあります。
ピストン動作の負担をお互いで分散しやすいので、総合的に見て楽に快感を得やすい体位とも言えます。正常位と同じく、顔が見え、密着感を得やすいのも好ポイントです。
恥ずかしがり屋の女性にとってはちょっとハードルが高いかもしれませんが、実はこれと言った短所もないオールラウンドな体位です。覚えておいて損は無いでしょう。
○｢後背位｣…一番｢深い｣体位
次は｢後背位｣です。通称｢バック｣ですね。
これの長所はなんと行っても｢深さ｣にあります。足など阻害する物理的な障壁がないので、もっとも膣の深くまで挿入する事が可能な体位です。
ポルチオの感度が高い人や、男性器のサイズが小さい人に適した体位です。また、角度やペースなどを男性が最も調整しやすい体位とも言えます。
短所はカリが機能せずGスポットを刺激しづらい事と、男性側の負担が大きい事にあるでしょうか。その場合は、女性に寝そべって貰う｢寝バック｣などを試してみると良いでしょう。
○｢側臥位｣…同時責めが可能
次は側臥位です。対面で行うパターンもありますが、基本的には後背位をそのまま横にして、お互いが寝そべった状態のまま行う体位になります。
これの長所はお互いが寝そべっている為負担が双方少ない事と、クリトリスに手が届きやすい事にあります。
挿入による快感と、手淫による快感を同時に得られるので、Gスポットやポルチオでオーガズムに達しづらい｢外イキ派｣の女性にオススメの体位です。
欠点は挿入が浅くなりやすい事と、体格差が大きい場合には（特に女性の方が身長が高いなど)男性側の負担が非常に大きくなってしまう事でしょう。
○｢対面座位｣…まったり小休止タイム
お互いが座り込み、対面した状態で挿入を行います。
可動域が狭く、直接的な快感は得づらいのですが体力的な負担も少なく、またコミュニケーションを取りやすい体位でもあります。
セックスそのものに不慣れであったり、ちょっと一休みしたい時に有効な体位です。オーガズムを目指すのではなく、ゆったりとした二人の時間を楽しみましょう。
○色々派生もあるよ
いわゆる48手は全てこれらの体位の派生型になります。寝そべってみたり、足をクロスさせたり、立ってみたり…二人にとってベストな体位を探ってみましょう。また、それぞれ一長一短なのでその日の気分によって色々試してみるのも手ではあります。
○終わった後はまったりと…｢ピロートーク｣
射精などのオーガズムを迎えた後は、二人のゆったりとした時間を楽しみましょう。これを｢ピロートーク｣と言います。
｢トーク｣とありますが、無理に喋らなくても構いません。ハグをしたり、そのまま寝るなんてのもありです。眠気が来るのは、二人が十分に満足した証拠でもあります。
賢者モードの男はやりがちですが、直ぐに着替えたり、別々にシャワーを浴びたりはNGです。事後の余裕を確保しておくのも、前編で上げた｢環境整備｣に含まれていますよ。2人で共有の時間を過ごし、しっかりと愛情表現をしましょう。
○まとめ
いやぁ、長かったですねぇ(笑)。これでも、結構割愛した方なんですけど…
星猫はADHDなので、基本何にでも興味を持ちます。特にセックスは興味深く、人の数だけ答えがあるので飽きる事がありません。自称、｢性の探求者｣です。
今後も機会があれば、ちょっとアブノーマルなプレイや、性病の知識についても触れて行ければなとおもいます。
この記事が世のカップルや夫婦のより良い性生活に役立てば…もっと言えばセックスレスの解消にも繋がったりしてくれる事を願います。
それでは、皆様お幸せに…𓃠𓈒 𓂂✨️
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