お酒の席での決まり事…こんな酒癖の人は要注意。お酒で大切な人を失わない為には?

こんにちは、星猫です𓃠𓈒 𓂂✨️

さて、今日のテーマはズバリ「お酒」についてです。

皆さんお酒は大好きですか?星猫は高知県民よろしく、約半年前までバーテンダーの仕事をしていた位には大好きです。それに、どちらかと言えば人よりは飲める方です。

でも、お酒で人生失敗した事も沢山あります。ある時は気付けば工事現場の側溝の中で寝ていたり、ある時は大怪我をして病院のベッドの上で目が覚めるなんて事もありました。

お酒を飲んで、パートナーとトラブルになってしまった事もあります。幸い、パートナーが寛容だった為か、それで別れに至る事はありませんでしたが、やっぱり考えものです。嫌われなかったのは、不幸中の幸いでしょう。

また、あなたが別にお酒を飲まなくても、好きになった人がお酒で度々トラブルを引き起こす人だったらどうしましょう。

自分は飲まないからって、他人事では無いのです。今日はそんな「お酒」との上手なお付き合いの仕方と、お酒でのパートナーとのトラブルをいかに回避するかを考えて行ければと思います。

あ、ちなみにお酒は20歳からですよ皆さん。20歳未満の方は、大人になった時の予備知識としてご覧下さい。

それでは行きましょう。

○お酒の本質

そもそも「お酒を飲む」って何でしょうね?

飲まない人には分かり辛いかもしれませんが、大切なのは「なんの為に飲むか?」だったりします。

お酒を飲む目的は人それぞれでしょうが、主に二つに大別されるでしょう。

ひとつは勿論「美味しいから」です。お酒の味や多様性が大好きで、「食」の延長線上として、お酒そのものをたのしむ人達がこれに当たります。

この手の人達はあまり問題になりません。身の丈に合わない高級なお酒ばかりを飲んで、財布がすっからかんになるなどなければ、ひとつの趣味として特別パートナーとトラブルになる事も無いでしょう。

もうひとつが問題です。それは、「酔っ払う事」が目的の人達です。

○「酔っ払うこと」の本質

「酔っ払うこと」の本質を更に突き詰めると、それは人が「ありのままの姿になる」と言う事でもあります。

アルコールが入ると、人の思考能力は鈍ります。酔えば酔うほど、危険やリスクに鈍感になり、状況把握能力が衰え、行動の結果となる未来に対する予測が出来なくなってきます。

これは一長一短です。酔っ払う事の長所は、何より「ストレス発散」になる事でしょう。

基本的に人のストレスは、自らの衝動や欲望を抑制したり、本能的にしたいと思っている事と違う行動をする事によって生じる「認知的不協和音」によって発生します。

アルコールの力で、本音を語り、自分らしく振る舞う事によって大いにストレスを発散する事が出来るのです。

○「酔っ払うこと」の短所

記憶がなくなったり、二日酔いになると言った身体的なデメリットが挙げられますが、特に尾を引いて問題になるのは「ありのままに振る舞う事による、諸々の社会的なトラブル」です。

人は元来自分勝手な生き物です。世の中の人間が、皆自分の気の赴くままに過ごしたらどうなるでしょう?

衝突やトラブルは間違いなく避けられないでしょう。それは、例え仲の良い恋人同士であろうが同じ事です。

そういった事を避ける為、理性や社会性が存在するのです。しかし、お酒はそれらの力を働かないようにしてしまいます。

○酒癖の悪い人

本質的に愛情深い人や献身的な人、そのままの自分に自信があり、普段の姿が「ありのままだ」と言う人なら別に構いません。ただし、普段から自分をガッツリと抑制しているストレスの多い人や、問題になりやすい衝動や欲求を抱えている人は要注意です。

例えば、攻撃衝動が人一倍強い人です。こういった方が酔っ払うと、当然好戦的になったり、暴力的になったりします。分かりやすい問題行動ですね。

性欲が強かったり、他人とのスキンシップを好む寂しがり屋の人も要注意でしょう。女性なら相手に勘違いさせてしまいやすいでしょうし、男性ならセクハラ問題に発展します。「目が覚めたら、知らない人と寝てた」なんて人は正にそうと言えるでしょう。

○パートナーが一番の被害者になる。

生じてくるのは「社会的なトラブル」です。対人関係上での問題ですから、距離の近いパートナーが特に迷惑を被ることになるのは火を見るより明らかです。

独身ならまだしも、お酒の勢いでのワンナイトラブなんかで大切なパートナーとの関係性を失ってしまうなんて、それ程馬鹿馬鹿しい事はありません。

また、感情的になるので、お酒を飲んで話し合いをしようとしても当然上手く行きません。傷つけ合うだけの「議論」になってしまう事は避けられないでしょう。

○一瞬の幸せと、一生の後悔

ストレス発散は一瞬の喜びです。しかし、対人関係での問題は、下手をすると一生の後悔となります。取り戻す事は、容易くありません。

特にパートナーシップにおける重要な要素である「信頼関係」や「信用」を取り戻すのは困難を極めます。積み上げるのには時間がかかりますが、壊れるのはあっという間です。

「酒は飲んでも呑まれるな」です。本質的には、理性や社会性を保つあなたこそが、その先に生まれる幸せを心から望む真のあなたの姿と言えます。

しかし、他人が評価を下すのは通常無慈悲にも「ありのままのあなた」なのです。そこで問題を起こし、「そんなつもりはなかった」「酒のせいで…」と言い訳をしてみても基本的に通用しません。

「理性のない、自分勝手な人間」になってしまうのです。その評価がストレスで、また酒に逃げてしまうとどんどん悪化して行きます。そうしてついた悪評を覆すのは容易でありません。そうなれば意志を強く保ち続け、行動によって「自分は理性的な人間である」と証明し続けるしかありません。

○どうすればいい?

とはいえ、「飲まなければ良い」かと言うとそうでも無いでしょう。ストレス社会の現代で、貴重なストレス発散手段を失ってしまう事は非常に勿体無い事です。「お酒」と上手にお付き合いする事が大切ですね。

まずは、「飲んでも酔っ払いすぎないようにする」という事です。飲めば飲むほど理性を失いますから、「ビール3杯まで」など、問題になる程酔っ払わない自分の許容範囲を把握し、そこで辞めておくのがベターです。

ただし、これは基本的に難しい手段だと思って下さい。飲めば飲むほどもっと飲みたくなるのがお酒です。飲む前は「これ位にしておこう」と考えていても、飲み始めると危機感が薄れ、「もっと飲んでも大丈夫だろう」と思うようになります。

「同量の水を飲む」と言う方が飲み方としては良い手段でしょう。肝臓は水分によってアルコールを分解しますから、二日酔いの防止にもなるし、理性を必要とする我慢では無いのでやりやすいはずです。お腹もいっぱいになるので、お酒が入るペースも遅くなります。もっとも、それでも限度はあるでしょうが…

また、「トラブルにならない人と飲む」と言うのも良い手段です。酔っ払ったとしても、対人関係でのトラブルが起きない環境を予め用意しておくのです。

バーテンダーさんやキャストなど、お店の人と飲むのであれば、向こうはその道のプロですから酔っ払ったって大抵の事は受け流してくれます。

同性で、酒に強く面倒見のいい人を連れておくのも良いでしょうね。問題にならないように、周囲の人と間を取り持ってくれたりと、あなたを守ってくれるはずです。

パートナーからしても、そういった人が同行しているのであれば安心です。それぞれ、普段から良好な関係性を築いておくのが望ましいでしょう。

○まとめ

いかがだったでしょうか?

酔っ払って、やらかしてからでは遅いのです。お酒の喜びは一瞬ですが、不幸や後悔は一生の記憶として残ります。

「段取り八割」…お酒を楽しむのであれば、予め適した環境や心得を用意しておくのが最も良い対策かと思います。

そうそう、余談ですが、パートナーが酒を飲むことに対してうるさいのは、意外にも男性の方が多かったりします。

特に自分以外の異性のいる場で、女性が酒を飲むことを嫌がる人が多い傾向にあります。

これは男性にとって、そのパートナーとの信頼関係がいかにあろうとも、それ以外の周囲の男を信用している訳では無いのが大きな理由です。お酒は全員の欲望を顕にします。そんな席でエッチ目的で男性が持ち帰られる事はそうありませんが、エッチ目的で女性を持ち帰ろうとする男は往々にして多いものです。

少々理不尽な話かもしれませんが、世の女性達には男性と違って自分が「狙われやすい存在である」と言う自覚を持って、お酒を楽しんでもらいたいものです。

また、男性は女性よりもその女性とパートナーであることに対する周囲の人からの評価を気にします。「お酒に呑まれる、だらしない女」と言うパートナーに対する客観的な評価を、自分の事のように捉えてしまうんですね。プライドの問題もあるのかもしれません。

なにはともあれ、元バーテンダーの星猫からすると、お酒という存在は誰にとっても幸福なものであって欲しいものです。

上手にお付き合いしましょうね。「沢山お酒が飲める」ということよりも、「上手にお酒を楽しんでいる」…それが出来る大人が一番カッコイイのです。

それでは皆様、どうかお幸せに…𓃠𓈒 𓂂✨️

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