こんにちは、星猫です🐈🐾
さて、今日は「歳の差カップルについて」です。
最近多いですよね。占いの相談に来る人達でも、10歳差なんてのは別段珍しいものではありません。干支を一周まわってようやく「年の差カップルだなぁ」と思うくらいでしょうか。
また、ひと昔前は男性は年下の女性を好む傾向にあったような気がしますが、星猫の体感では逆のパターンの方が何だか多いような気がします。世代的なものでしょうか?
個人的には年齢は一種の傾向であり、自分の恋愛では特段気にしたことも無いのですが…そこんとこどうなんでしょう?
単純に「何歳差か?」と言う事よりも、また違った要素が問題な気もしますね。
まぁ少々複雑なところかとも思います。今日はそんなテーマをちょっと考えて行ければなと思います。
うーん…大体いつもある程度書く内容を決めてから執筆を始めるのですが、今日に至っては何て結論を出せばいいかも決まってません。
ま、何とかなるでしょう。(笑)
書きながら考えていきましょう。
○決めつけてはいけない
この記事を書くに当たって、最初に前提として触れておかねばならない事があります。それは、「年齢は傾向でしかない」と言うことです。
当たり前の事ですが、50歳になっても20代位の感覚の人もいますし、20歳でもう悟りを開いているかのような落ち着きを持つ人もいます。
年齢が因果関係的に直接その人の人格に影響を与える訳ではなく、経験値やその時々の時代背景、性格や当人の価値観によってその人が形成されているのであって、年齢は相関関係的なものでしかないと言うことです。
少し分かりづらい説明かもしれません。まぁ、「年齢で人を決めつけるべきではない」と言う事を抑えておいて頂ければ十分です。
それと同じで、「年の差カップルだから上手くいかない」と決めつけるのもどうかと思います。ただ、やはり真理として年の差カップルには年の差カップルならではの障害や困難が予測される事も確かでしょう。以下に続く話も、これらを混同しない様に注意してくださいね。
○どこからが歳の差カップル?
これについては賛否両論かもしれませんが、星猫は「歳が上のパートナーの年齢が高齢である程、基準は緩くなり、逆に低ければ基準は厳しくなる。」と定義します。
例えば、年上側のパートナーが23歳だった場合、6つ下の17歳のパートナーと付き合っていると「高校生×社会人」となります。感覚的に見ても、強い年齢差のギャップを感じますね。
逆に年上側のパートナーが50歳なら、10歳下のパートナーと付き合っていても「40歳×50歳」です。イメージ的にも、あまり年齢差は感じませんね。
特に年下側のパートナーが10代、もしくは20代前半だと顕著にギャップを感じる気がします。
何故でしょうか。そこには、単なる年の差だけでは語れない、それぞれの「ライフステージのギャップ」が存在すると思います。
○「ライフステージのギャップ」とは?
「ライフステージ」とは、その人がその年齢の間に基本的に行うべき事とされる、社会的に求められる日本の文化的、かつ身体的な「人生の課題」です。
例えば、10代の人はどうでしょう?
10代の間のライフステージは、分かりやすく言うなら「勉強」です。社会で生きて行く為の一般常識や教養を学んだり、その中で自分のやりたい事を探して行くような時期でしょう。
逆に、「働かなければならない」などと社会から求められる事はあまりありません。
20代ではどうでしょう?20代のライフステージはいわば「仕事」です。社会に貢献し、自立することが強く求められるようになりますね。
この基準は「定年」を基準とする60代まで続きます。道中あるのは、個々の能力や経験値、育った時代背景による価値観の違いでしょう。
また、性差もあります。女性においては20代~30代の間に「出産」や「育児」などのライフステージを迎えます。男性は20代後半~40代の間に「結婚」と言うライフステージを迎える事でしょう。
○問題は、年齢差では無い
ややこしいですが、「歳の差カップル」と言えど、年齢差そのものもが問題な訳では無いのです。
問題は互いの「ライフステージ」の違いであり、単に「何歳差だったら問題である」と論じる事がそもそもにズレているのです。
ライフステージが異なれば、それだけ二人の間に大きなギャップが生じ、パートナーとして協力する事が難しくなってきます。いくつか例を上げていきましょう。
○「子供」に対するギャップ
まず挙げられるのが「子供」に対するギャップでしょう。
例えば、女性が40代、男性が30代だった場合はどうでしょうか。
男の人は、結婚ざかりです。子供も欲しい事でしょう。
でも、女性が40代だと、身体的に出産に関してハンディを抱える事になります。近年では高度生殖医療などの技術も発展していますが、上手くいかなければ男性は「子供」と言う要素を諦めざるを得ません。
それが幸か不幸かは別問題ですが、ライフステージが違うと本来その年齢の時に達成したかった課題に対して、双方が協力し難い事があります。
○「仕事」に対するギャップ
こちらの例では、女性が20歳の大学生、男性が28歳の社会人の場合としましょう。
働き盛りの彼です。同じように休暇を過ごせれば良いのですが、残業もあり、土日休みとは限りません。
そうなれば、お互いが一緒に過ごせる時間は必然的に学生同士、社会人同士のカップルよりも少なくなります。
また、学生が故に経済的なリスクを抱えていない彼女と、不況の昨今日々の生活費に追われる彼では金銭的な感覚のギャップも生じます。デートや同棲など、二人の負担を均等にするのは難しいでしょうね。
○「性生活」におけるギャップ
こちらは身体的な事由の大きいギャップです。
例えば彼女が40代、男性が50代だったとしましょうか。
男性は20代が性欲のピークです。一方、女性は40代がピークです。
もっとも、これについては年齢が一緒であろうとも生じてしまうギャップなのですが、50代×20代など、ふた周りも離れたカップルだと確実に問題になる事項です。
○「余命」におけるギャップ
「パートナー」という存在は、いわば生涯の伴侶…お互いが幸せになる為のかけがえのない協力者として本来存在します。
その協力関係の終わりは、基本的にどちらかが死ぬまでです。しかし、お互いの年齢差が大きすぎると、必然的に歳上のパートナーが死んだ後、長い時間歳下のパートナーは協力者のいないまま孤独に過ごす事になります。
これはどうしようもありません。10歳差程度なら考えなくても良さそうですが、それ以上離れているのであれば一考の余地はあるでしょう。
○歳の差カップルには、覚悟が必要
結論を言うのであれば、年齢差は「気にするべき」です。
さもなければ、「こんなつもりはなかった」と後になって後悔することになります。「付き合うな」とまでは言いませんが、それを乗り越えていくだけの覚悟は持っておくに越した事はありません。
真理としての「ライフステージ」の違いによる障害をしっかりと考えた上で、その人とお付き合いをするか否か判断するべきでしょう。
○どうすれば幸せになれる?
歳の差カップルと言えど、基本的な原則は変わりません。互いにしっかりと話し合い、いかにして障害を乗り越えていくか可能な限り協力し合うしかありません。
注意しなければならないのは、「年齢差なんか関係ないよね!」と慢心する事です。
確かに昨今の世の中には歳の差カップルも随分と増えました。皮切りはカトちゃんが45歳歳下の奥さんと結婚した辺りでしょうか。
カトちゃんは元気でしょうか。当時は多くのバッシングを受けていたものですが、現在の写真などを見る限りは二人は順調に、カトちゃんも幸せそうな顔をしていますね。
でも、表立って語られないだけであって、二人の間には並々ならぬ障害もあったはずです。今現在も二人が幸せそうな関係性を続けているのは、それを乗り越えてきた確かなパートナーシップが存在するからでしょう。
障害の多い恋愛程、激しく燃え上がるものです。せっかくの恋なのですから、「歳の差があるから…」と諦めず、幸せな関係性を築く努力をするべきでしょう。
○良い事もある
また、ちょっと特殊なケースでしょうが、歳の差があった方が良いとされる場合もあります。
そもそもお互いに性行為などに興味が無いプラトニックな恋愛を望むタイプであったり、経済能力や若さなど、それぞれ持っていないものを補い合うような関係性を望むのであれば、ライフステージの違いは逆に新鮮味があり、より充実した生活を送る事が出来るでしょう。
星猫はパートナーシップを説きますが、それだけでは無いのも恋愛の醍醐味です。カップルの数だけ、愛の形が存在すると言っても過言ではありません。もっとも、それらを差し引いても余りある愛情があって初めて成り立つのでしょうが…
悪いところばかりに目を向けるのではなく、そういった良い面にも目を向ける事で「足るを知る」事が出来ます。ある意味、幸せには最も近道かもしれませんね。
○まとめ
いかがだったでしょうか?
結論は、「気にするべき」です。気にした上で、どう幸せになっていくかこそが、必要な事柄だと思います。
「恋」は落ちるものですが、「愛のある関係性」は二人の協力によって作り上げていくものです。やっぱり、恋愛はどこまで行っても努力ですね。
「ぬくもりと言う名の獣道」です。サンボマスターの曲「そのぬくもりに用がある」の一小説です。是非とも聞いてみてください。
何とかまとまったかな?まぁ良しとしましょう。
どうか皆様お幸せに…歳の差カップルだろうと何だろうと、星猫の恋愛の辞書に不可能はありません🐈🐾
○ご挨拶
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