こんにちは、星猫です🐈🐾
さて、今日の記事は｢スキンシップ｣についてです。
星猫はいつもパートナーとのパートナーシップを構築し、幸せにしていく為の努力として｢話し合い｣を定義します。
そうして二人の関係性が築かれて行くのは事実ですが、話し合いが上手くいっても、どうしても心がついて行かない事や、気持ちが割りきれない事も珍しくありません。
特に二人の間の軋轢や、環境的な要因など様々な障害が多ければ、二人はいずれ疲労困憊になり、関係性を幸せなものにしていく努力を継続する事が難しくなる場合も多々あります。
そんな時、人は誰しも逃げ出したくなるものです。
当然ですね。マラソンだって、無限に走れる訳では無いのですから、休息も必用です。
心休まるような居場所が他にもあれば良いのですが…いつもそうとは限りません。
どうすれば良いのでしょう？今日はその一つの解決策として、｢スキンシップ｣を提案してみたいと思います。
さ、本題に入りましょうか。
○｢スキンシップ｣とは？
まずはそもそも｢スキンシップ｣とは何なのか、明確に定義して行く事にしましょう。
広辞苑によると、｢母親と子供などの、肌の触れ合いによる親密な交流･触れ合い｣とあります。
一般にも母子限らず｢触れ合い｣や｢交流｣に近い意味で用いられ、基本的に肌と肌とを密着させるような、物理的なコミュニケーションの事を意味します。
スキンシップは和製英語ですが、元々は母子の間で行われる接触コミュニケーションの事を言うんですね。
では、パートナーにおける｢スキンシップ｣とはどう言った事を言うのでしょう？
○パートナー間におけるスキンシップ
｢肌と肌とで触れ合う事｣…パートナーと言えど、これに大きな違いはありません。
ただ、異なるのはパートナー間のスキンシップの場合｢キス｣や｢ハグ｣、｢セックス｣と言った粘膜同士を触れ合わさせる事もある様な、より親密なスキンシップが可能であるという事です。
事実上パートナーじゃなくても可能なのですが、本来これらのスキンシップはパートナー間のみに許された愛情表現です。
そうでなければ、様々な社会的問題が発生する事になります。当人達は良くても、周囲は許してはくれないでしょう。
まぁ文化的な側面もあると思います。パートナー以外とのスキンシップがどこまで許されるかは、国によっても随分と違う気がします。
○何故｢スキンシップ｣を行うのか？
そもそも、何故人はスキンシップを行うのでしょうか？
皆さんは何故だと思いますか？何らかの策略でもない限り、説明が難しいですね。説明が出来ないという事は、つまりそう、本能的な欲求として行っているのです。
本能的な欲求として行っているのであれば、そこには原始的なメリットが存在しているのです。それを辿って行けば、｢スキンシップの重要性｣も説明がつくはずです。
いくつか調べてみました。
○｢オキシトシン｣の分泌
皆さんは｢オキシトシン｣と言うホルモンをご存知ですか？
｢愛情ホルモン｣や｢絆ホルモン｣と言われるもので、このホルモンは人に安心感や多幸感をもたらします。通称、｢幸せホルモン｣の一種とされるものです。
良好な関係性の相手とスキンシップを行う事で、脳内のこの｢オキシトシン｣の分泌が促される事が脳科学によって証明されています。
丁度、恋をした時にも｢幸せホルモン｣であるPEAが分泌されますね。原始的ではありますが、愛するパートナーとのスキンシップは、それだけで幸せを実感させる力があると考えて差し支え無いでしょう。
○ストレスや不安感の軽減
また、このオキシトシンの効果かは分かりませんが、スキンシップを行う事により強いストレス軽減効果、抗不安作用がもたらされる事が広く知られています。
有名な話では、ハグをするだけで人のストレスのうち、約60%が解消されると言う研究データもある程です。
欧米人が、挨拶代わりにハグをし合うのは、実はとっても合理的なのだと解釈します。
そう思うと、日本人の貞操観念は些か固すぎるかもしれません。ちょっと勿体ない話ですね。
○｢自己肯定感｣の向上
相手からスキンシップを行なって貰う事で、本能的に自分が｢愛されているんだ｣｢必要とされているんだ｣と実感する事が出来るそうです。
日常的に頭に触れる美容師さんなどの職業がやたらとモテるのはこの事からでしょうか？実質的に、延々と頭を撫でているのと変わりませんからね…羨ましい話です。
また、自信を持ちえないメンヘラな人程、多数の異性と肉体関係を持ってしまう傾向があります。居場所を求めているのかもしれませんね。
逆に親などから沢山スキンシップを受けて育つ子は、自信のある子に育つ傾向があるそうです。パートナーシップを築くに当たっての基本となる、自信を育む手段としても、スキンシップを活用する事は有効なんですね。
○心が穏やかになれば、二人の関係も上手くいく
要はスキンシップを行う事によって得られる物は、極々単純に｢自信を持ち、心が穏やかになる｣と言う事です。
｢そんな事で、本当にパートナーとの危機を乗り越える事が出来るの？｣と疑問に思う事でしょう。
でも、それが案外上手くいくのです。
○お別れの危機
星猫も、つい先日まで、彼女との関係性が上手くいかない日が続いていました。
彼女の体調が優れなかったのもあるのですが、主な原因は星猫の過去の恋愛面でのゴタゴタを偶然にも彼女が知ってしまった事からでした。
今もゴタゴタしてる訳ではないのですが、彼女にとってやはり知って気分のいい事ではなく、頭で分かっていても何度も思い返してしまい、その度に嫌な気持ちになってしまうそうなのです。
おまけに過去の事ですから、話し合ったとてその事実を無かった事には出来ません。精々出来るのは、｢出来るだけ話に出さない｣と言った提案です。
言葉で説明したとて、簡単に割り切れる話ではありません。行動で示して行くにも、時間のかかりすぎる事です。
そうしてストレスを重ね、疲弊感の募った彼女から何度も別れ話を切り出されました。
嫌われた訳ではありません。｢もう頑張れない｣と言うのが彼女の言葉でした。
随分とショックを受けましたが、星猫は諦めません。どうにかならないものか？どうすれば愛している事を伝えられるのか？たとえ疲れようとも、星猫がパートナーとして彼女を必要としている事を伝えられるのか？
そう考えた時に｢恋愛は努力である。しかし、誰しも休息は必要である。｣と言う結論に行き着きました。
○答えは単純
思えば、出会った当初の彼女には沢山の逃げ道があった気がします。
お酒や、他の異性の元に走ったり、自傷行為など…
でもそれらは他の問題を引き起こし、負のループとなる悪癖だった為話し合いをする事によって改善してきました。しかし、今はそうした逃げ道が無さすぎる事に気がついたのです。
であれば、パートナーである自分が逃げ道になってやれば良いのです。しかし、星猫は当事者です。
彼女からすればそうした不安やストレスをパートナーである星猫にぶつけてしまうのは罪悪感の生じる事です。言葉にすればする程悪循環かもしれません。話を聞いてくれる他の友人なども、決して多くはありませんでした。
何とかして彼女が休まるような状態にしてあげられないかと、自分に出来ることは無いのかと思案しました。
そうして出た答えが｢スキンシップ｣でした。
○問題解決にはならないが、問題を乗り越える糧になる
スキンシップを行ったからと言って、彼女の抱える問題が根本的に解決する訳ではありません。
それでも、スキンシップはパートナーだけに許された特権であり、そして確かな効果をもたらします。
星猫がやった事は単純です。ただただ、不安に苛まれる彼女を抱きしめ、限りある時間を出来るだけ一緒に過ごしただけです。
最初はお互い抵抗がありました。彼女の中には｢甘えてはいけない｣と言う気持ちがありましたし、星猫も誤魔化している様で自分のプライドが許しませんでした。
でも、そう思いつつもスキンシップを実践している内に、彼女の言葉や態度からネガティブな思考が消え、星猫もまた心に余裕を持って話をする事が出来るようになって来たのです。
気がつくと、二人の時間はいつも通りの幸せな時間に戻っていました。
○ピンチを乗り越える、もうひとつの術
幸せは、定義される物ではなく、感じるものである事を思い出した気がします。
長く、複雑な人生ですから、｢話し合い｣で解決出来る事ばかりではありません。辛く悲しい現実を、お互い受け入れる心構えも時には必要になるでしょう。
問題は、それを続けていけるかどうかです。彼女が｢もう頑張れない｣と言ったのは、解決に向けての努力ではなく、それを受け入れる方法が分からないと言う事だったのかもしれません。
厳しい現実を受け入れ、二人の関係性を幸せに継続する為には、そこに確かな自分の存在価値を見出す事と、思いやりを持つ為に心の余裕を持つ事が必要不可欠です。
そして、それらを獲得する為の実践こそが、スキンシップであるのだと気付かされました。
これからも、どうしようもない厳しい現実や、受け入れ難い出来事は起こりうるでしょう。人生は困難の連続ですから、そんなもんです。死ぬまで順風満帆だと、何が幸せかも見失ってしまいそうですから、それで結構です。
課題はやはり｢如何にして乗り越えるか？｣なのです。｢病める時も健やかなる時も｣…生涯のパートナーとして生きる以上、それを持ち得なければ、どんなに恋をしようと、いずれほろ苦い終わりを迎える事は避けられないでしょう。
○スキンシップが苦手な人もいる
ちなみに、世の中にはスキンシップをする事で逆にストレスを感じてしまう人もいるそうです。
そもそもに日頃から良好な関係性が築かれていなかったり、過去の経験などから異性に触れられる事に抵抗を感じてしまう方もいます。
誰でもして言い訳では無いのです。そういったお相手の場合、スキンシップを行う事で逆効果になる事があります。
いくら効果があると言っても、無理やりしたり、突然行うのはNGでしょう。意識的にやるにしても、しっかりと話し合った上で行う事が前提です。
スキンシップは解決策としても勿論ですが、実は日頃から出来るだけ行なっておくのがベターかもしれませんね。
○まとめ
いかがだったでしょうか？
何のことは無い、単純明快です。幸せは、定義するものではなく感じるものです。
どうしようもない現実に晒された時は、ただ、抱きしめ合えば良いのです。そうして、幸せを実感する事こそが、二人の関係性を幸せなものに変えていく最善かつ最短の手段なのかもしれません。
紆余曲折です。だからこそ、恋愛オタクの星猫には丁度良いのかもしれませんがね。ゲームの難易度選択も、星猫は最初からハードモードを選択するのが好みです。
もっとも、人それぞれなんでしょうが…時には、別れを選択する事もまた、二人の関係性を幸せなものにする最善の選択肢なのかもしれません。
ちょっと疲れましたね。早く帰って、彼女と抱きしめ合う事にしましょう。休息が必要なのは、お互い様でしょうから。
何はともあれ皆様お幸せに…いつでもご相談お待ちしておりますね🐈🐾
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