しばらく恋してないなぁ…あれ?恋ってなんだったっけ??意外と知らない、リアルな恋のお話。

こんにちは皆様、星猫です🐈🪄︎︎

さて、突然の質問ですが、あなたは恋をした事がありますか?

一般的にはあるはずですが、それなりに歳を重ねていて…でも一回もした事が無いと言うのであれば中々珍しいかもしれません。

その恋が実ったかどうかは別のお話ですが、20歳も超えていれば、大体の人は一度や二度くらいは、誰かを好きになった経験があるはずです。

何を言いたいかと言うと、「恋」と言うものは多くの人が経験する、身近な出来事であると言う事です。

もうひとつ質問をしましょう。では、「恋」とは何なのか、あなたは説明が出来ますか?

「好き」は「恋」なのでしょうか?そう単純な話では無いはずです。「好き」と言う表現には食べ物など趣向としての好みもあれば、「人として好き」なんてのもあったりします。

「恋」は「好き」なのかもしれませんが、「好き」は「恋」だと限りません。言葉とは、不思議なものですね。

改めて聞きましょう。「恋」とは、何なのでしょうか?

今日はそんなテーマです。ちょっとした、恋愛に対する理解だと思ってください。「恋」が何なのか解き明かせば、自分の気持ちをより客観的に把握する事が出来るようになり、また、「恋」を存分に楽しむ事も出来るようになるはずです。

前置きはこんなものでしょうか。さっ、本題に入りましょう。

○恋はロマンティック?

世の中に溢れる、「恋」を題材とした少女漫画などのストーリーでは、恋は大変ロマンティックに描かれます。

「恋に落ちる」と表現される様に、あるいは学校で、あるいは職場で、あるいは街中で…きっかけは様々ですが、恋に落ちたキャラクターは、言い表しようの無いドキドキ感に包まれている様な心理描写で描かれます。

甘酸っぱいですねぇ(笑)。もっとも、物語での恋は殆どがドラマチックな実りを得ますが、そう甘くないのが現実です。

「運命の出会い」だなんて良く使われますが、それは物語の話です。実は、皆様が体験する「恋」そのものは、案外ロマンティックな物ではないのかもしれません。

どうやら、運命の出会いもまた「恋」の説明には不足な様です。

○最も有力な一説。

極論を言えば、「恋が何か?」の正解は諸説ありだと言えるでしょう。

でも、それではこの恋愛の授業は「分からない」と言う結論で終わってしまいます。それでは役に立ちませんね。

そこで、星猫が最も有力だと考える説を一つ提唱致しましょう。

それは、脳科学に基づいた「恋は脳内の化学反応に過ぎない。」と言う結論です。

○恋は脳内の化学反応?

何とも夢のない話ですねぇ。占い師の癖に、ロマンチストじゃなくてごめんなさいね。

「恋」、あるいは「恋をしている」と言う状態の人間は、脳科学において以下の様な状態であると定義づけられています。

「特定の刺激に対し、脳内で恋愛ホルモンであるPEAが分泌されている状態。」

PEAとは正式名称フェニルエチルアミン。数ある恋愛ホルモンの中で特に代表的なもので、実験の結果、恋をしていると仮定される人間の脳内では、脳下垂体からこのホルモンが積極的に分泌されている事が確認されているそうです。

そして文面にある「特定の刺激」とは、言うなれば意中のお相手です。PEAは日常的に分泌されている訳ではなく、「意中の相手」と言う刺激があって初めて分泌される成分なのです。

○PEAの効果

直接的な因果関係は証明されていませんが、PEAが分泌されると、人間の脳内では快楽を司るドーパミンやノルアドレナリンの濃度が高まる事が確認されています。

これらの成分は、人間の脳に無条件の多幸感や高揚感を与えます。

感覚的に言うなれば、「一緒にいるだけでドキドキする」「何故だか分からないけど、あの人といると幸せに思える」「よく分からないけど、話していると楽しくて仕方ない」、こういった感覚をもたらします。

また、過度なドーパミンの分泌は強い依存性をもたらしますので、刺激がなければその刺激に対する欲求が一層高まります。

「彼がいないと、なんだか物足りない。」「彼女がいない時でも、何だかその人の事ばかり考えてしまう。」これも恋をしている感覚だと言えるでしょう。

○恋に条件は無い?

脳内の化学反応なのですから、言葉に出来なくとも、これらの作用を人間は感覚的に知覚する事が出来ます。

それは、裏を返すのであれば、感覚的にしか知覚する事が出来ないと言う事でもあります。

どういう事かと言うと、恋には明確な条件付けが必要無いと言う事です。

例えば、「お金持ちだから好き」。これは、恋ではありません。単に、お金が好きなだけです。

「優しいから好き」「イケメンだから好き」「命の恩人だから好き」、人間は理解する為に何にでも理由をつけたがる生き物なのですが、それが本当に「恋」なのであれば、これらの理由は全て「後付け」に過ぎないと言う事です。

優しかろうが優しくなかろうが、お金持ちだろうが貧乏人だろうが、イケメンだろうがブサイクだろうが、「恋」に落ちる時は関係ありません。

好きになろうと思ってもなれず、好きにならないでおこうと思ってもそうは行かないのです。脳の化学反応である恋は、人の意志の支配下にはいません。

難しく考えなくて大丈夫です。「何が好きかと聞かれても、ハッキリしないのが本当の恋である。」と理解しておいて下さい。

○恋の条件はたった一つ。

とはいえ、条件が必要ないのであれば誰でも良いのか、と言われるとそうではありません。

お金持ちとか、優しいとか、どんなに好条件の御相手でも、「特定の刺激」を与えてくれる御相手でなければ恋をする事は出来ません。

PEAを誘発する「特定の刺激」である為には、たった一つだけ条件があります。人は単に、それを明確に認識する事が出来ないと言うだけです。

答えを言いましょう。それは、「遺伝子的に相性が良い事」です。

○相性の良い遺伝子とは?

「優性遺伝の原則」を皆さんはご存知でしょうか?

それは、異なるDNAを配合した子孫を残した時、それぞれの遺伝子から、生存に有利に働く遺伝子のみを抽出した子孫が誕生すると言う原則です。

螺旋状のあれです。つまるところ、DNAの配列が真逆であればあるほど、優秀な子孫が誕生すると言う事です。

相手が自分と似ていない遺伝子を持つ程、人は恋に落ちやすいのだと解釈出来ます。

対照的な例としては、娘がお父さんを「くさーい」なんて良く言うように、DNAの配列が近い近親者では配合を防ぐ為に、生理的な嫌悪感を生じやすい様に出来ている事があげられます。

○恋は合理的な脳機能である。

ただ、DNAは当然目に見えるものではありません。

そこで、相性の良い遺伝子を持つ相手を選別する為に人間の脳に備え付けられたのが、「恋」の機能なのです。

つくづく、ロマンのない話ですね。あの幸福感溢れる恋の感覚が、良い子孫を残す為の単なる脳機能だと言うのですから、当然の話です。

でも、そう考えておいた方が得策かも知れません。「この気持ちはなんだろう?」なんて悩まなくて済みますし、遺伝子的に相性が良いからと言ってその御相手と幸せな関係性を築けるかどうかは別問題なのですから、御相手選びの判断を誤らなくて済みます。

○恋の賞味期限

それに恋には賞味期限があります。

前述した様に、恋は「刺激」に対して「PEAが分泌されている状態」です。

でも、人の脳は刺激に慣れるものです。

恋に落ちた時、人は誰もがその気持ちが永遠に続くかの様な感覚を覚えますが、それは紛れもない錯覚です。

同じ刺激を受け続けると脳がその刺激に慣れ、PEAが分泌されづらくなってきます。飽きないために工夫をする事は出来ますが、いずれ必ず限界が来ます。一般的な期間は、大体3ヶ月から3年だとされていますね。

それを人は「冷めた」だとか、「飽きた」だとか表現するのです。もっとも、その様な事を口に出してしまうと「まぁ、なんて冷たい人なの!」なんて反感を買い、次の恋愛が不利になってしまいますから、直接言葉にする人は稀です。

だからこそ、「○○が気に入らないから」「○○が合わないから」など都合の良い理由を探し出します。これが、世にいう蛙化現象ですね。

○PEAの副作用

また、PEAには、脳内の快楽ホルモンであるドーパミンなどを分泌させる効果がある反面、脳機能の一部を麻痺させる効果があるとされています。

要は、恋をすると人間は正常な判断能力を失うという事です。恋は盲目と言われるのは、この為ですね。

恋をしている人間の全能感は凄いものです。でも、それはやもすれば不倫や浮気、生産性のないような関係性にのめり込む事にも繋がります。冷静に考えれば分かる話も、恋をしている人間には届きません。

○それでも恋は素晴らしい。

殺伐とした話が続きましたが、そうであったとしてもやはり恋は素晴らしいものです。

恋をするからこそ、相手に興味を持つ事が出来ます。恋がなければ、御相手と信頼関係を築くきっかけも手に入らないでしょう。

また、恋をすると人間は変わります。相手を自分のものにしたいと思うようになり、その為に少し背伸びをしてみたり、自分磨きに時間を使うようになったりします。

それだけではありません。恋は盲目だからこそ、「恋愛」と言う困難にも挑戦する事が出来るのです。リスクを避ける人生を選ぶのであれば、本来恋愛などしないに越したことは無いのですから…

脳科学に話を戻すのであれば、PEAはドーパミンやノルアドレナリンだけでなく、その他の女性ホルモンや男性ホルモンの分泌も促すそうです。「恋をする女性は美しくなる」というのも、あながち嘘ではありませんね。

○恋をする為には?

さて、恋についての理解が深まった所ではあるでしょう。しかし、DNAは目に見えませんので、恋をしたくてもどうやって探せば良いか分からない所です。

男女別に、ちょっとした恋をする為のコツをお伝えしておきましょう。

男性は、この優秀なDNAを見分ける方法として、視覚情報を基本とします。つまり、男は「目」で恋をする生き物なのです。

瞬間的な一目惚れが多いのも男性ですね。特に胸やお尻など、目に映る、性的な機能を強調する器官を重視するのも男性の特徴です。

男って単純ですね。男性は恋をしたければ、とにかく様々な女性を目にする機会を増やす事が近道です。

一方で女性です。女性は、実は「目」ではなく「耳」で恋をする生き物です。

声優さんなど、いわゆる「声フェチ」の方は圧倒的に女性の比率が高いものです。

ただ、視覚情報と違って、聴覚情報は伝達に時間がかかります。一目惚れと言っても、男性と比べると少し時間を要します。大体一時間位でしょうか?

ですから、女性が恋をしたいと思うのであれば、とにかく異性の方と話をする機会を設けなければなりません。男性の様に見るだけでは不十分です。

同級生や、職場の人など、身近な人で構いませんからあまり話をした事がない方がいるのであれば、勇気を持って話しかけてみると良いかもしれません。思わぬところに、恋の御相手が転がっているかもしれませんよ。

また、これは男女共通ですが「匂い」も重要な情報源だとされます。

良く、「相性が良いとキスがおいしい」とか言ったりするでしょう?嗅覚と味覚は密接な関係を持つので、その人の体臭や分泌物を確かめれば、遺伝子的な相性が良いかどうか判断がつきます。

もっとも、これはあまり参考になりません。だって、それだけの距離に近づいている段階で、恋かどうか確かめる必要性は無いでしょうから。

○まとめ

いかがだったでしょうか?

繰り返しますが、恋は単なる脳内の化学反応に過ぎません。

それ以上でも、それ以下でもないのです。人はあれこれ感情に理由をつけたり、美化したがりますが本能的に備え付けられた人間の脳機能でしかないのです。

また、脳機能なのですから、「恋」はあくまで自分主体のものです。使い古された言葉ではありますが、「恋は自分に向けるもの。愛は相手に向けるもの。」と言う言葉通りです。

当然、その様に恋に夢中になりすぎる余り、自分の事ばかりを考える様では、二人の人間関係は上手く行きません。いずれ、恋の賞味期限が来れば、ほろ苦い終わりである失恋を経験する事でしょう。

失恋をするつもりで恋をする人はいませんから、それは紛れもなく二人にとって不幸な体験です。

恋を過信せず、出来るだけ二人の関係が幸せなものとして末永く続く様に、愛する努力をするべきです。

あーあ。恋愛について研究すればする程、恋愛がそう甘いものでは無い事を思い知らされる気がします。だからこそ、占い師の仕事は尽きないのですから、ありがたい話なのですがね。

なにはともあれ、皆様お幸せにです…困った時は、是非タロット星の猫にご相談下さいね🐈🪄︎︎

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