最初から両想いなんてのは幻想…恋は基本的に片想いから始まる?何故アプローチが必要なのか?現実を受け止める事から始めよう。

こんにちは皆様、星猫です🐈‍⬛⸒⸒⸒⸒🌟

お陰様で、タロット星の猫も日々皆様のお支えあって営業を続けて来れています。

さて、今日のテーマは「恋は片想いから始まる?」です。

星猫の元には、こんな相談者の方が数多く来店します。

「気になる人が出来たけど、彼がどう思っているか分からない。彼の気持ちが知りたい。」

「仲良くしてる人がいるけど、彼と恋愛関係になっても良いか分からない。脈アリか、確かめて欲しい。」

本当に良くある相談です。タロット星の猫に限らず、きっと占い師であれば誰もが依頼を受けた事のある相談かと思います。

ご依頼なのですから、星猫にとってはお仕事です。勿論、依頼を受ければ鑑定を行って、そして彼の気持ちを事細かに明らかにする事が出来ます。

結果が「彼も好きですよ」と言う内容なのであれば、問題はありません。そのままどうぞ、お幸せになってください。

問題は、「そうではなかった時」です。そして、辛辣な事に「両想いでは無い」事の方が、圧倒的に多いのが現実です。

とはいえ、星猫は皆様にそこで諦めて欲しくないのです。

もっと言えば、「相手と恋愛関係に踏み込むかどうか」の基準に、「相手が自分の事を好きかどうか」など持って来ないで欲しいのです。

もしも「相手が自分の事を好きでないなら諦める」のが正解なのであれば、大概の相談に対して星猫は「さっさと諦めた方が良いですよ」と伝えなければなりません。

役に立たない占い師ですねぇ…最も、そういった占い師は少なくありませんが。

理由は単純です。その方が簡単だからです。

でも、ある意味良心的です。正直に結果を伝えていますし、「彼の気持ちを引き寄せます〜南無南無」なんて言ってバカ高い鑑定料をふんだくろうとする占い師よりは、よっぽどマシですからね。

星猫の相談では、鑑定の結果をお伝えした上で「どう振り向かせるか?」をメインのテーマとします。それは、実は占いとは直接関係の無い、恋愛の理論に基づいた実践のお話です。

今日はそんなテーマです。そろそろ本題に入って行きましょう。

○どうして相手の気持ちを気にするのか?

そもそも、どうして相手の気持ちを確かめたがる人が多いのでしょうか?

中には「そんな事関係ないぜ!」なんて自信満々な人もいますが、それを差し引いても多い気がします。

相手の気持ちが気になるのは、人として当然の感情と言われれば、そう言わざるを得ません。

でも、この際ですので「どうして?」の疑問を明らかにしておきましょう。

それはズバリ、「傷つきたくないから」なのです。

○どうして傷つくの?

人は、辛い現実が訪れると、ついついその事実から目を逸らしたくなる生き物です。

ここで言う「辛い現実」とは、とどのつまり「好きな人が出来て、相手に振り向いて貰おうと頑張ったが、結果振り向いて貰えず、自分は無価値な存在であると言う現実が分かってしまった。」と言う事です。

万事塞翁が馬。未来は常にどう転ぶか予測がつきません。同時に、やってみるまで分からないと言うのが真実です。

そうであったとしても、出来るだけ傷つく事を避ける為、より成功しそうな、確実な恋愛を選ぼうとする…それが人の心理であり、占いを答えを求める人達の思考プロセスです。

そして、占いの結果で「彼はあなたの事が好きでは無い」と出たら、「やっぱりそうか。やめておいて良かったな。」と安心します。

これを、心理学者であるアドラーは「可能性の中に生きる」「人生の嘘」と称しました。

「可能性の中に生きる」とは、「結果を明らかにしない事によって、「成功したかもしれない」と言う可能性を残し、同時に「最悪の結果を回避する」事が出来る生き方。」だと定義されています。

しかし、「人生の嘘」とも言われる様に、それは「幸せになれたかもしれない」と言う可能性も同時に捨て去ってしまう事と言えます。

○諦められたら、どんなに楽な事だろうか。

もっとも、それらは人が自らの心を守りうる為に備えたものであり、一種の防衛機制だとも考えられます。

現実逃避も、時と場合によっては必要です。傷つかない様に立ち回る事が、悪い事ではないのです。

ですから、この際その是非は問わない事にしておきましょう。

問題は、そうは言っても諦められない時です。

恋は人の欲望です。自らがお相手を好きな事と同時に、相手にも自分を好きでいてもらいたいと思うのは、ごく自然な恋の欲求ではないでしょうか。

本気で恋をした事がある方ならよくお分かりかと思いますが、それはそう簡単に諦められる事ではありません。

占いのお客様の中にも、「彼はあなたの事を恋愛対象として見ていませんね」と伝えると、急に怒りだしたり、機嫌悪く拗ねてしまう方がいます。

気持ちはごもっともですが、人の話は最後まで聞いて頂きたいものです。そんなに彼の事が好きなのであれば、夢をみるばかりではなく、その事実を受け止めた上でどう行動するかが、最も大切な部分なのですから。

○現実は残酷

そもそも、当たり前の話なのです。

先に述べた様に、「相手が自分を好きかどうか」を気にする人の多くは「可能性の中に生きる」人達です。

つまり、そういったことを知りたがる人達のほとんどは、「失敗する事を恐れて、まだ何もしていない人達」なのです。

既に行動を起こしている方なら、相談のテーマは自分の行動の結果を確かめる「今後彼とどうなるか?」や、「どうすれば良いか?」のはずです。

何か明確にアプローチをしているならまだしも、あなたが相手の事を好きだからと言って、相手も最初から自分の事を好きな訳が無いのです。

そう考えていいのは、最初から相手に一定の好意を寄せてもらえる、絶世の美男美女位のものです。もっとも、それだけで幸せな恋愛が出来る訳ではありませんが。

○恋は普通片想いから始まる。

つまるところ、あなたが絶世の美男美女でもない限り、あなたの恋は基本的に片思いからスタートするのです。それが現実です。

少女マンガで見られるような、「最初から両想い」「運命の出会い」なんてものは殆どありません。もしあったとしたら、奇跡と呼んで差し支えないでしょう。

少なくとも、そういうものだと考えておくのが賢明です。現実を受け止めるのも楽でしょうし、「自分の事を好きだと思っていたら、違った」なんて恥ずかしい勘違いをしなくて済みます。

○アプローチは必要不可欠

また、そう考えていればアプローチの必要性についても自然と理解が出来るでしょう。

恋は片想いからスタートしますが、必ずしも片想いで終わる訳ではないのです。

「片想いは実らない」なんて良く言われますが、もしも本当に片想いが実らないのであれば、世の中はこんなにカップルや夫婦で溢れていないはずです。

一見彼らは偶然、幸運を手にした様に見えますが、事実そうではないのです。殆どのカップルは、どちらかの片想いから始まり、そして恋をした側のアプローチによって、関係性が成就しているのです。

二人の違いは、アプローチされた側か、した側かだけです。そもそも、両想いからスタートした訳では無い事の方が、圧倒的に多いのです。

そして、少なくとも今あなたが誰かに恋をしているのであれば、あなたはアプローチをされる側ではなく、する側にまわる必要があります。

○最初に必ずしておくべきアプローチ

さて、ではどの様にアプローチをすれば良いかです。

この記事にその全貌を書ききっても良いのですが、とんでもない文字数になりそうですね。

アプローチとして最も有用で、最初にしておくべき事を一つ挙げておきましょう。

それは、「告白」です。

これを言うと良く「え〜、当たって砕けろって事?」なんて勘違いする人が現れますが、そうではありません。

きっと皆様が考えているその「告白」は、「告白」ではなく「プロポーズ」の事です。

「告白」の本来の意味は、「自らの心の内を明らかにする事」…正しい告白とは、自己開示です。

「好きです」は順当な告白ですが、「付き合って」は相手に対するお願いなのです。それは、告白の範疇を超えた「結婚してください」と同じ意味を持つプロポーズです。

相手も「付き合いたい」と思っているなら要求は通るでしょう。しかし、そうではなかった場合、イエスとも言えれず、断ってもあなたの希望に応えられなかった罪悪感から、二人の関係はたちまち気まずい物になってしまいます。

要は、「好きバレをしておけ」と言う事です。

その有用性については、別記事にまとめてありますので、是非参照してください。

上手な告白の仕方。告白は三回しろ?むっつりスケベは結局モテない話

○まとめ

いかがだったでしょうか?

なんだか、夢の無い話でごめんなさい。

お客様に夢を見せる事も、占い師としてのお仕事かなぁとも思います。

でも、どうにも星猫の性分には合わないのです。

だって、恋愛は現実問題です。

「彼も貴方のことを愛してますよ〜」「両想いですよ〜」「待っていれば彼の方から来ますよ〜」なんて耳障りの良い言葉ばかりを言って、そうならなかった時に困るのは占い師ではなくお客様です。

「当たりませんでした、ごめんなさい。」で済まされたのではたまったものではありません。それこそ、無責任と言うものでしょう。

占い師が責任を持つべきは、「当たるか当たらないか」ではなく、「お客様を幸せに出来るかどうか」ではないでしょうか。

もっとも、占い師にそこまでの力はありません。幸せの価値観は人それぞれですし、自らの人生を変えていけるのは当人の力のみです。

それでも、お客様が望む幸せの形があるのであれば、その幸せを実現する方法論をお伝え出来ればなぁと思います。

くれぐれも、「脅威の的中率!!」とか、「私は○○の災害を予言しました!!」なんて事を看板に掲げている占い師は信用しない事をオススメします。占い師は易者稼業。未来が見えるからエラいのではないのです。世の人々を幸せにする事が、仕事です。

これ以上言うと他の占い師の方々からバッシングを受けそうなので今日はこれくらいにしておきましょうか。(笑)

何はともあれ、皆様お幸せにです🐈‍⬛⸒⸒⸒⸒🌟

○ご挨拶

タロット星の猫では、対面鑑定及び電話鑑定のご予約を常時お受付しております。ご希望の方はHP内ご予約プラットフォームよりご予約、または営業時間内に直接ご来店下さい。

当ブログの記事より、「もっと深く知りたい!」やご自身のケースに応じたアドバイスをお求めになられる方は、是非この機会にご活用ください。

いつでも、ご依頼お待ちしておりますね𓏲𓎨

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